寒い日が続きますが皆様いかがおすごしですか?
東日本大震災から六年。本年は犠牲になられた方々の七回忌です。
そして昨月17日には阪神・淡路大震災で犠牲になられた方々の二三回忌を迎えました。
この震災で学生を中心としたボランティア活動が活発化し、
”日本のボランティア元年”と言われたそうです。
先日、お隣の白子町から「赤十字防災ボランティア」の方々が
本興寺に安置されている元禄津波供養碑の参拝,見学にご来寺されました。
さかのぼること約313年。
元禄16年(1703)11月23日、本興寺のある一松村では大きな地震による津波が発生し、
約700名が犠牲になりました。
この地震、津波による総死者数は約2万人という大惨事で、
本興寺には当地における犠牲者約700名の法号(戒名)が記された大位牌が安置されており、
他にもこの災害に関する供養碑が現存し、これまでもたくさんの研究者たちが訪れ、
数年前にはテレビでも放映されたほどです。
今、何気に生活しているこの地域でも、過去にはこのような時期があったのです(-.-;)
考えさせられます・・・。
”ボランティア”を辞書で引くと
自らの意思により奉仕活動をする人のこと。
貴重な時間を削り、一人でも多くの方を救うために
このような活動をされている「赤十字防災ボランティア」の皆様おかげで、
これから先のお寺の在り方を再確認するきっかけを頂戴いたしました(^^♪
心より感謝いたします♪
災害は忘れた頃にやって来る!!
皆さん今一度、東日本大震災の頃を思い出し、災害に備えましょう!
そして、後世の人たちが同じ目に合わないよう語り継がなくてはなりません。
さて、本興寺境内(けいだい)は春の準備がはじまっています(^^♪
梅、水仙が咲き、チューリップも芽を出し始めましたよ♪
あたたかい春が待ち遠しい今日このごろ(^^)
皆さん風邪をひかないよう、ご自愛ください(^^♪