1月17日、阪神・淡路大震災から23年が経ちました。

私に出来ることは亡くなられた方々のご冥福を祈り、

今日まで心に深い傷を負いながらも

頑張られている方々の傷が少しでも浅くなりますように・・・と

お経をあげさせていただくこと。

振り返れば、当時私は高校生。

三重の実家で眠っていた時、それまで経験したことのない揺れで目が覚めました。

その時の私にとってはただの強い地震。

それだけでした。

二度寝をし母に起こされ、

「えらいことになっとる!」と言われテレビをみると

信じがたい光景が目に映ったこと、いまでもはっきり覚えています。

自然災害はどうすることも出来ませんが、

大切なことは後世に伝え続け、防災の心を常に持つことだと思います。

それは、供養を続ければ忘れられることはありません。

東日本大震災後の新聞には、

「こんなところに過去の津波供養碑があったなんて・・・・。

知っておけば・・・・」

という記事もありました。

 

そして、

先日1月10日、地元の青年僧で

元禄津波犠牲者315回忌慰霊行脚(いれいあんぎゃ)を修行させていただきました。

旧暦1703年11月23日(今年の暦(新暦)では1月10日)午前2時、

元禄地震により発生した津波で

伊豆半島から千葉にかけて、沢山の方が命を落とされました。

(真冬の夜中ということもあり、溺死だけではなく凍死の方も多かった)

 

本興寺にはこの津波でお亡くなりになられた旧一松村(ひとつまつむら)の

犠牲者(約700名)の法名(戒名)が刻まれた大位牌があり、

毎日お経をあげさせていただいてます。

本興寺のすぐ近くを海と平行にはしる県道。

314年前のその日、そこには沢山の犠牲者がその県道にそって亡くなられていたのです。

その県道をお経をあげて歩きたい。

そんな私の思いを仲間の僧侶に受け入れていただき、

私の願いが成就しました。

オリンピック会場として盛り上がりつつあるこの地域も、

過去にはこういう被害があったこと、ひとりでも多くの方の心に

留めていただきたい。

そんな思いで今回はこのお話をさせていただきましたm(__)m

 

さて本興寺境内は早くも春のお花が咲き始めています(^o^)

梅さんたちも、かわいらしい蕾がふっくらと(^^)/

春が待ち遠しいですね(^^♪

 

さあ、明日21日15時より今年最初のお経セラピ~

春のお花を観賞がてら、気軽に参加してみてください(^^♪

一人でも多くの方が素敵な人生でありますように♪

そんな願いをこめて(^^♪

南無妙法蓮華経

合掌