寒さも少しずつ厳しくなり本格的な冬の訪れを感じられる季節となりました。気づけば12月^_^
8月から始まった本興寺本堂再建工事は本堂を支えるための土台、基礎工事の真っ只中です。
写真手前が本堂、右奥が会食堂です♪
一般家庭で使用する鉄筋よりも太く、さらに二重構造の頑丈な鉄筋工事を終え、
基礎コンクリートを流すための型枠工事が進んでいます。冷たい雨のなかでも仕事をしてくださる職人さん、本当に有り難い(*_*)
そんな職人さんから刺激を受け、私も境内の植木の剪定、刈込(カット)を開始^_^お正月を迎える準備が進んでいます(•‿•)
今回は深く刈り込んだ(カット)ので植物たちは寒い冬になってしまいますが、それは私のツルツル頭も同じ(寝るときはフードをかぶっている)。◕‿◕。
その分春から立派な新芽をだしてくれるでしょう^_^
あっという間に年末がやってきます、皆さんもゆとりを持って早めの行動を^_^
そして落葉樹は葉を枯らせ、お休み期間に入りだしている中、山茶花(さざんか)や椿が開花間近です(✷‿✷)
今月の掲示板♪
「苦労は買ってでもしろ」という言葉がありますが買ってまで苦労したくありませんね(*_*)
でも・・・
苦労した分他者の心の苦しみや痛み、相手のことを思いやれるようになり、心も大きく成長します^_^
その結果、周りには良い人たちが沢山集まるようになる♪
日々の生活の中には沢山の苦労がありますが、出会う苦労を受け止め、その意味を考え努力をすれば必ずそれ以上の幸せが返ってくる^_^
人生、苦があるから楽がある*\0/*
【脚下照顧(きゃっかしょうこ)】と書かれた張り紙をお寺などで見て思わず足もとを確かめてしまった経験をしたことがある方も多いと思います。
【足もとを照らし顧みよ】「脱いだ履き物に心を留めて整える行為が自分の心を見つめる修行」という意味です。
忙しい日常生活でも履物をそろえて脱ぐくらい、心のゆとりが欲しいもの(^o^)
脱ぐときに揃えておくと履くときに心が乱れず
そして誰かが乱していたら黙って揃える心の余裕を♪
一松小学校2年生の探検隊しっかりとそろってますね(^o^)
玄関を見れば、その家のレベルや生活態度がわかるといいます。
玄関は家の顔。履物がきれいにそろっている家は、家族の心もそろっている。
つまり・・・
履物をきれいにそろえれば、心もきれいになる
ということです\(^o^)/
最後に・・・・・・
先日、お檀家さんとご法事後の食事をご一緒させていただきました。
その席で80歳半ばの施主様がこのようにご挨拶されました。
「本日はお忙しい中、母の法事に参列いただきましてありがとうございました。普段なかなか会うことのできない家族や親族が集まって顔を合わせ、母も喜んでいると思います。法事っていいもんだなーと恥ずかしながらこの歳で感じました。」
近年、葬儀などの仏事が簡略化され、火葬場だけで済ます直葬や家族葬が都会を中心に増え、人の繋がりが薄くなってしまいました。
ご先祖さまを大切にするということは自然に家族や親族が集まりしっかりとした絆が結ばれるのです。
実際に私は沢山のご家庭との関わりがありますが、ご先祖さまを大切にされているお家はとても温かく、家族や親族のつながりがしっかりされています。
目にはみえませんが、あちらの世界からしっかりと見守ってくださるのです(^^)
新年をお迎えする前にご先祖さまに感謝の気持ちをお伝えくださいませ^_^
今月のお経セラピ~は15日♪
皆様にとって素敵なひと月となりますように^_^
南無妙法蓮華経
合掌