前回の「唯一無二の本堂」に続き、現在までの進行状況を報告させていただきます^_^
その都度その都度、説明させていただきたいことが山程あるのですが、
長文になってしまいますので写真と短い説明で(^^)
前回の進行状況をお読みで無い方はまずこちらから
「唯一無二の本堂」http://honkohji.com/2020/03/16/%e5%94%af%e4%b8%80%e7%84%a1%e4%ba%8c%e3%81%ae%e6%9c%ac%e5%a0%82/

3月12日、棟梁と職人さんとで本堂立柱式。
これからの安全と無事をお祈りし、ついに大工さんによる本堂施工のはじまりです♪
きれいに仕上げられた何十本もの柱を4人がかりで運びます。


クレーンを使い次々と柱が立っていきます\(^o^)/


親方自らがのこぎりを入れ微調整。 かっこいい~~♡

大きな木材で重さがあり、組み込み作業もひと筋縄ではいきません(゜o゜;



10人以上の職人さんによる作業で
正面軒(のき)の形ができてきました(^^)
そしてここからが前代未聞の大作業!!
巨大な三角梁(はり)を正面側から組み上げていきますよ~♪


強風にあおられながらクレーンを操るオペレーター、大工さんが大きな声をあげながら梁をくみあげていきます。
巨大三角梁の数、24本\(^o^)/
左右の梁と真ん中の梁を器用に組み合わせ、どんどん形になってきました。


真ん中くらいまでの組み込みが終わると次は後方から\(^o^)/



大工さんは平気な顔をして作業されていますが・・・・

高い所は平気だと思っていた私、
ですが・・・
何かにつかまらないと立っていられないほどの高さです(T_T)

そしていよいよ最後の三角梁がはめ込まれます(^^)♪
命がけの作業と匠の技に感動と感謝で見とれてしまいました(^^)


軒(のき)に使用される大量の木材をはめ込み強度を増し、

ついに!!

新本堂の形が完成です\(^o^)/

ほとけ様がお座りになられる方向から見た堂内。

入り口側から見た堂内。

ここから屋根の作業に(^^)

屋根に使用される合板材はこの厚み!
大工さんたちの体はバキバキです(T_T)


防水シートが貼り付けされ、作業を一時中断。

そして大切な節目の日、上棟式(^^)♪


お檀家さんから80キロものお餅をご奉納いただき、お酒もたくさん
ご奉納いただきました(*^^*)
本当に感謝感謝です(T_T)


法要が終わると
総代さん、建設委員会、職人さんによる散餅・散銭の儀♪
まずは北東→南西→北西→南東の順に散餅。


そして、お餅、銭、お菓子を(^^)

こっちにもこっちにも~
とMCの私も必死です(*^^*)

この儀式は天地の神様に感謝するという意味があるんですよ(^^)
たくさんの方にご来寺いただき祝っていただきました。
素敵な本堂になること間違いなしです♪
本当にありがとうございました(^^)♪

作業は軒下の合板貼り。屋根と同様あつみのある合材で上を向いての作業。
職人さんの体力、かないまへんわ~~(T_T)


なんといってもすごいのが、一枚の合板材につかう釘の量。
その数約300本!!
屋根も同じ工法(^^)
釘の間隔と本数全てが強度計算されて設計されているそうです。

しかも場所によって釘の硬さを変えながらの作業。
職人泣かせの設計です(^^)

そして終わったと思っていた屋根の作業・・・。
なぜかまた木材を上げ再作業。
職人さんにたずねると、屋根の中で空気の流れを作るため、もう一度
同じ作業をするのだそう。
大変だけど、有り難い・・・(T_T)

現在は二度目の屋根の施工が終わり、

後方側の合板材もはられました♪


今回紹介させていただいた写真をよく見ていただくとたくさんの箇所にジャッキアップがされていることに気付かれましたか?(軒下の写真はわかりやすい)
実は全体に100%の荷重をまだかけておらず、ある程度の材料が施工されてからジャッキをおろし、ガッチリと組み込まれるという方法らしい(^^)
とにかくすごいことを考えられるかたがおられるものですね(^^)♪

10mをこえるてっぺんからの夕日で今回の本堂再建進行状況はおしまいです。
ご観覧ありがとうございました(^^)
合掌