雨の日が本当に多かった今年の梅雨。
境内の植物たちは沢山の水分を吸収し、生き生きと成長してくれていますが、
雑草の成長も尋常ではありません😫

「梅雨」という言葉の由来は中国にあり、

中国では梅の実が熟す頃が雨期にあたり、そのことから「梅」の字を使うようになったとか(諸説あり)・・・(^^)

ちなみに妻から聞いた「梅雨」の手話表現は「梅」+「雨」だそうです。

そんな梅雨もようやく明け、全国的にお盆をお迎えする季節となりました。

今月の掲示板♪

13日から15日(地域によって様々ですが)の間、

ご先祖様をお家にお迎えし共に同じ時を過ごす

心温まる期間です。

この期間、お墓の雰囲気は特別で、目に見えない世界でお祭りが行われているような感覚に包まれます。

もちろん、お盆でなくても亡き方々と私達は常に繋がっているのですが、

それでも「お盆」は特別な期間であること実感します。

縁あって私の「茶飲み話」を見てくださっている皆さま、

できる限りご先祖様をお迎えし、特別なひと時をお過ごしくださいね(^^)♪

帰省ができなくても心のなかでお迎えすれば共に時間をすごせますよ😄

もう1つは

本興寺本堂はおかげさまで予定を少し遅れて完成♪

皆食堂と回廊の完成まではもう少し時間がかかるそうですが、

職人さん方の匠の技、汗と涙の作業をご紹介♪

前本堂の須弥壇にあった柱はキレイに洗浄され再び本興寺に♪

師匠いわく、この柱は前前本堂の柱だと。

というと本堂三代引き継いでいる♪

また、棟梁いわく昔の時代でこれだけの柱を削るのは相当な腕と時間が必要で、この柱を見て触っていると伝わってくるものがあるとおっしゃっていました^_^

これを削られた大昔の大工さん、きっとあちらの世界で喜ばれてますね♪

この大柱も電動ではなくのこぎりで!!

もちろん今回も一番大切な須弥壇に使用します。

仕上げは最上部をテーパー加工に♪江沢さん(大工さん)の技により命が吹き込まれました。

これ、全て手作業です😫

床材は楢(なら)の木を使用♪ その厚み21ミリ。

専門家に聞いたところ、床材としてはかなりの厚みとのこと(^^)♪

一般住宅によく使用されている合板材ではないため、木が生きていて、びっくりするほど伸縮するらしい。

そして、1年半くらいの月日をかけて自然と隙間なく揃うみたいです!!

本当に生きているんですね♪

そのため、わざと厚紙をかまして隙間をつくり、

一枚一枚丁寧に組み込み、大変な労力と時間をかけての作業(*^^*)

ご位牌棚の作成も全て手作り

位牌棚ももちろん手作り

壁は左官屋さんによる仕上げ。

漆喰にバーミキュライト(ひる石)という鉱石を混ぜ、光らせています☆

こちらは建具屋さん手作りのエアコン吹き出し部の化粧材。こちら側が表面ですが・・・

裏側(風の吹き出し側)は風が効率よく流れるように加工!!

巨大な窓枠も手作り!知る人ぞ知る千葉のブランド杉

山武杉(さんぶすぎ)を使用。ひのきより高価だそうですが、さすがきれいな赤いろで良い香り♪

一方、外での左官屋さんによる作業。

きれいに下地を塗りここからが大変な作業です。

設計士さんのこだわりに答えられるようベテランの親方も初めての手法です!!

打ち合わせの際には大変な仕事を受け、すこし重い表情で

「日々修行です。毎日が勉強です。」と私に話をされていた親方も

仕事が始まればさすがプロ。

一切の妥協がありません。

モルタルに砂利を混ぜエアーで吹き飛ばします。

頃合いをみて表面を洗い出します。

一見単純な作業に見えるかもしれませんが、調合やタイミングが難しく、長時間に及ぶ作業です。

この外壁は大地からのパワーをイメージされているそうです^_^

そして本堂正面の土間仕上げは砂利と墨とモルタルで調合。

余談ですが、右が親方、左は親方の娘の彼氏(プロロングボーダー)(*^^*)

そんな関係の二人を前に

「お父さんて読んでるの?」

とか、 ちょいちょい彼をいじってしまいました^_^

やりやすい関係なのか、やりにくい関係なのか

よくわかりませんが😃、二人をみているとなぜかホンワカ^_^

そして仕上げ。

「ここは誰にも触らせない(^^)」と親方が長い時間をかけて何度も何度も石を洗い出してくださいましたよ♪

レールの間もこの仕上げ。

凄すぎる(*^^*)

その他、本堂と皆食堂に使用される扉。樹齢500年以上の一枚板!!

それが合計4枚です!!

1枚170キロある皆食堂のガラスも匠の技であっという間に取り付け。

この本堂の床材を担当してくださった

osmoさん(木のマニアが集まった会社らしい^_^)、わざわざ東京から仕上げのワックスがけをしてくださり、これからの手入れの方法をご指導いただきました。

木のマニア

本来、モップを使ってワックスがけをすればごく短時間でおわるのですが、

全ての板一枚一枚にナチュラルワックス(科学製品不使用)を染み込ませ、木の表情を見たいと、半日かけて愛を注いでいただきました。

ホンマにマニアです^_^

数多くの現場を見ている床材のプロでも、大工さんの床を貼る技術が素晴らしいと、絶賛されていました^_^

それでは!!!!

完成した本堂内部♪

強さたくましさ、そして美しさ

中に入った知人は心が整うな~と😄

木のエネルギーそしてパワー。建物に護られている感覚になるのは僕だけではありませんでしたね😃

仏様がお座りになられる須弥壇。

8月1日に修復なされた仏様方が本興寺にお帰りになられます。

近日その様子をアップさせていただきますのでお楽しみに♪

棟梁いわく、

「この設計事務所(NIIZEKI SUTUDIO)は普通では終わらせない」

というように、全ての箇所にこだわりがあり職人泣かせの建築です^_^

しかし、そのぶん各職人さんが本気で

100%の技を出し切り

唯一無二の建物ができているのだと肌で実感する毎日です。

ぜひご来寺され、プロの仕上げ1つ1つをご覧くださいませ。

長くなりましたが、

この再建事業にご協力を頂いているお檀家様、ご縁者の皆さま、

設計事務所の皆さま、それぞれの職人さんに心から感謝のきもちでいっぱいの毎日を過ごさせていただいています。

建物は十二分に完璧♪

あとは坊主次第です😂

もっともっと良いお寺になれるよう

知恩報恩(恩を知って恩に報いる)の心で恩返しをさせていただけるよう

精進させていただきます。

それでは皆さま、熱中症には十分に気をつけて

素敵なひと月を♪

皆さまのご来寺、心よりお待ちしています♪

南無妙法蓮華経

合掌