奥さんの”イタズラ”
夏真っ盛り😆
連日、朝から元気な太陽🌞
夏が大好きな私ですが、ホンマに暑い~~😂
早速ですが今月の見つけたら
『ラッキー亀さん🐢』”カメ吉”(今、思いつきで命名😁)
先月はここに居ました👇♪
今月の居場所ヒントは・・・
・ロータリー(今月は本当に簡単です♪)
見つけて撫でたら半端ないご利益があるかも😏?!www
祈願帳
毎月第3日曜日に開催している
『お経セラピ~』参加者の方に記入して頂いている
祈願帳
参加できない方にも祈願帳に記入していただけるよう本堂内左横のコーナーに設置しましたのでぜひ記入してくださいね😊
しっかりとご祈願させていただきます♪
他にも法華宗機関誌「無上道」やオススメお店屋さんのパンフレット、本興寺オリジナルお守り、境内樹木マップ、私たち夫婦の特集が掲載された朝日新聞「患者を生きる」の記事などがありますのでぜひお立ち寄りを😊
今月の掲示板
つい先日、74歳で亡くなられたY子さんのご葬儀のお話。
お盆やお彼岸のお参りでお会いするY子さんは、粋な雰囲気をもちながら、毎日家事や仕事に精を出しているようなイメージのお母さん。Y子さんのご主人は「浜の男!」という感じの男性です。
Y子さんがお亡くなりになられる数週間前のことです。夫婦でお寺に来られることはこれまで無かったお二人が突然のご来寺。
ご主人は、「母ちゃん(Y子さん)に新しくなった本堂を見せにきたんだよ」と。
「夫婦で来てくれて嬉しい!!」と思ったのもつかの間、
Y子さんの様子がこれまでとは違い、
身体に力が入らないのか、歩くことも話すこともなんだか辛そうな様子。
それでも、新しくなったお寺を見て、
「本当にきれい、本当にきれい」と
力のない声で何度も何度もつぶやかれていました。
今思えば、このときから色んな意味での”お導き”が始まっていたのだと感じます。
その数週間後、今度は娘さんご夫妻が突然のご来寺。
「実は、お母さん(Y子さん)が長くないかもしれません」とお話をされ、
そうなった時のために葬儀屋さんへ相談に向かう途中、道を間違えて本興寺に来られたと。
ご夫妻のお家も葬儀屋さんも本興寺も近所でありながら・・・・。
本堂で色々とお話をし、「何かあったらご連絡ください」とお別れをした翌日、
「母が亡くなりました」と連絡が。
あまりにも急で本当に残念でしたが、これまでの「偶然」は「偶然」ではなかったのだと感じました。
ご家族は、お寺でお母さまを送られることを選択され、迎えたお通夜。
Y子さんはいつも人の面倒を見ていた方だったようで、
夫婦喧嘩をして家出をしてきた仲間を3ヶ月家に泊めてあげたり、孫の友達にも料理を振る舞ったりと、
とにかく人のために時間を費やされてこられたそうです。
今思えば、だからこそ私の目には常に働いているように見えていたのかもしれません。
参列された方々は年齢を問わず、お子様から年配の方々まで、
準備した席が足らず、立ったままでの参拝者がでるほど沢山の方々がお別れに来られました。
その中で印象的だったのが中学生のお孫さんの友達、
「おばちゃんが作ってくれた唐揚げがちょ~美味しいんです、”ありがとう”とお別れを伝えに来ました」。
Y子さんの娘さんいわく
「今回参列してくれた人は、私たち家族の友達とかそういう付き合いの参列ではなく、母がそれぞれ付き合ってきて母に会いたいという気持ちで来てくれているんです」と。
お釈迦様の教えに
自行利他(自分の行いで他に利益を与える)があります。
自分の幸せだけを願う者には幸せはおとずれず、他を幸せにすることによって自分に幸せが返ってくる。
これだけ沢山の人に感謝され送られるY子さん、
他者の幸せを願う『利他心』に溢れた人生が
こんなに感謝され、素敵な時間をつくられるんだ、
「幸せは与えることでやってくる」と目の当たりし、本当に貴重な経験をさせていただきました。
沖縄が大好きだったY子さん、沖縄の着物を着させてもらい安らかなお顔でした♪
私ができる恩返しは毎日お経をお唱えさせていただくこと。Y子さん、本当に有難うございます😂
ご家族の手作り思い出コーナーには
「ありがとう」、「感謝」の言葉がずらり。
不器用で本当は優しいご主人さんが流したたくさんの涙と言葉、一生忘れません。
余談ですが・・・・。
お通夜が終わり、ご主人さんが奥さんの棺に寄り添い言葉をかけられたあと・・・
突然ご主人さんのズボンが脱げ、
コントのようにパンツ丸出し😁
きっと、奥さんが悲しい空気を笑いに変えるためズボンをおろしたのでしょうね♪
「あんた何クヨクヨしてんのよ!!」
そんな奥さんの声が聞こえてきます😊(防犯カメラに映像アリ)
ご先祖様をお迎えする日 お盆
生きている者が亡き人の事を想い供養し、そして自らの生き方をかえりみる期間。それがお盆です。
お墓参りをすると何故かすっきりするという方も多いのではないでしょうか?
日頃、仕事や私生活で忙しく過ごしていますが、供養の日だけは不安や雑念の心がなくなり、
大切な亡き人を想い感謝の気持ちで一日を過ごすことは人生の中でとても意義のある大切な時間になります。
青森県にある『恐山おそれざん』にはイタコと呼ばれる女性がいます。彼女たちは霊的な力があり、亡くなった方を呼び寄せその言葉を生きている人達に伝える仲介的な役割をしています。
その話の内容は生きている人達が忘れずに供養をしていることに感謝しているという話が多いそうです。
亡くなった家族、縁のあるご先祖様がもしあちらの世界で苦しんでいるとしたらあらゆる手立てを用いて救ってあげたい、楽にしてあげたいと思うのではないでしょうか。
亡くなった方が安穏であることが生きているものの安心なのです。
”お盆休み”はご先祖様と共に過ごすための期間です♪
おもてなしと感謝の気持ちで素敵なお盆をお迎えください😊
今月の”お経セラピ~”は21日、夜19時より♪
夏限定の夜のセラピ~です😊
皆様のご来寺、心よりお待ちしています♪
皆様にとってすてきなひと月となりますように、
南無妙法蓮華経