雨の境内、実は「あの方」のお陰です

梅雨の季節となりました☔

この季節の定番アジサイ。
もう少し時間がかかりそうですね(^^)/

境内ではヤマボウシが満開♪

ハクチョウゲも小さくて可愛い花を咲かせてくれています(^^♪

面影の池ではピンクの睡蓮が咲き、メインの黄色い睡蓮が咲き始めました✨

これからもっともっと水面が華やかになりますよ~~(^_-)-☆
今月中旬には満開を迎えそう✨✨
睡蓮は読んで字のごとく、睡るハス。
花を開いている時間と閉じている時間があります。”お知らせ”にて見頃の時間を報告させていただいています。
雨の日の観察者
この時期になると思い出すのが
境内の庭を手掛けてくれた”東條造園”親方のエピソード。
いま現在の境内が完成する前の出来事です。
その日はまさにどしゃ降りの🌧️雨🌧️
普通なら外に出るのもためらう様な悪天候にもかかわらず傘をさして立っている人が・・・💦。
そう、親方が境内にいたのです。
最初は何をしているんだろうと不思議に思いましたが、
親方は真剣な眼差しで雨粒がどこに落ちどのように流れていくのかを観察していました。
水の流れ、土の吸水性そしてぬかるみやすい場所を細かく把握してくれていたのです。
大雨がくれた最高の境内

そのお陰で完成した境内は雨が降っても、ぬかるむことはありません。
以前は歩くのも一苦労だった場所が雨上がりの散策も快適に楽しめるようになりました😄
余談ですが、観察という言葉は仏教からきている言葉で
”かんざつ”と読み、
”物事をありのままに見る”ということなんですよ✨
親方のあの日の「観察」がこの快適さを生み出してくれたのだと心から感謝しています✨
今月の掲示板
- 雨の日も照らす 仏の光
しとしと降る雨は煩わしく感じることもありますが、私たちの暮らしを支える大切な恵みでもあります。
田畑を潤し、木々に命を与えるこの雨のように
私たちの心も時には『潤い』が必要です。
仏教では、「無常」という教えがあります。
この世のすべては常に移り変わるものであり、どんなに苦しいことも永遠には続きません。
雨がいつか上がり、青空が広がるように、今感じてる悩みや迷いも、やがて形を変えていくのです。
また『法華経』の中には三草二木(さんそうにもく)というたとえ話があります。
これは、空から降る雨は高さの違うさまざまな木々や草花を等しく潤すように仏の教え(法華経は)もすべての人々に等しく注がれ
悟りに導いてくれるということなんです。
つまり、誰の心にも仏の光は差し込んでいる✨
どうか、雨の日には少し歩みを緩めて、静かに自分の内側に耳をすませてみてください。
苔むした石畳や、雨粒の弾く音に、仏の教えがそっと寄り添っているかもしれません。

- 草とりの「く」を除けば「さとり」が残る
気づけば毎日(笑)草取りの日々。
夢中になり気づけばあっという間に時間が経過。
結果が見えるので不思議な達成感✨
「苦」でなくなるとそこにあるのは「悟り」の境地かもしれませんね🙄

月に一度、心のストレッチ
今月のお経セラピ~は15日15時から
法話の後、みんなで声をそろえてお経を読みます。
心にたまったもやもやがふっとほどけていくような時間です😊。
仏教が初めての方も、ひとりでの参加も大歓迎。どうぞお気軽にお立ち寄りください(^^♪
それでは
今月の皆さまの心が穏やか~~でありますように。
南無妙法蓮華経。