冬(苦)は必ず春(楽)となる
春一番が吹き、冬から春への変化が感じられる今日この頃♪
境内の植物
紅白の梅
晴れた日差しの中で輝いて見えるノースポール
水仙たちが綺麗に花を咲かせています(^^♪
山門脇の河津桜は開花寸前^^)/
ぜひ散策してみてください✨
今年もシーズンがやってきた
寒いのが苦手な私としては温かい気候は嬉しい事ですが、春の訪れとともに闘いが始まります(T_T)
1つは・・・、
雑草との闘い( 一一)
そして
2つ目は・・・、
花粉(T_T)
数年前、風邪を引いてしまったと思っていたのですが、
体は全くしんどくない。
何だこれ?
と思った時から花粉さんとのお付き合いが始まりました。
今年はこれまでになく鼻の粘膜が敏感に・・・(T_T)
薬を飲んでいるにもかかわらず、朝起きると完全に鼻が詰まっている(T_T)
でも・・・、
病気になるからあらためて知る”有難さ”があるんです。
今月の掲示板
お釈迦様の教えの一つに四苦八苦があります。
「四苦(しく)」
・生苦(この世に生を受けて生きていくことの苦しみ)
・老苦(老いることの苦しみ)
・病苦(病の苦しみ)
・死苦(死の苦しみ)
私たちがこの世に生を受け生きていく上で避けては通れない苦「四苦」
それに加え
・愛別離苦(愛する人や物と別れる苦しみ)
・怨憎会苦(会いたくない人や物と会わなければならない苦しみ)
・求不得苦(求めるものが得られない苦しみ)
・五陰盛苦(肉体と精神が思うがままにならない苦しみ)
生きている中で出会う苦を合わせ
「八苦(はっく)」
そのなかの一つ、病苦。
私たちは自分や大切な人が病気になってしまったとき、
普段当たり前のように気にもしていなかった健康であることの有り難さに気付きます。
具合が悪くなり病院に行くと職員のひたむきに働く姿、気にかけてくれる家族や知人の優しさ、病院敷地内に咲く季節の花、しとしと降る雨、晴れ上がった空など、病気になり普段見えなかったたくさんの有り難さにあらためて気付くことも多いのではないでしょうか。
そして自らが病気の苦しみを知ることにより、病に苦しんでいる相手の心に寄り添えるようにもなるものです。
日蓮大聖人のお言葉(お手紙)
病によりて道心はをこり候歟。
日蓮大聖人はこのお手紙の相手に対し、「病気はお釈迦様のおはからいによるものかもしれません。病気になり悩むことによって仏道への心が芽生えるのでしょう」と仰せられています。
長々とお話をしてしまいましたが、簡単にいえば
苦しみを知るからこそ
普段”当たり前”と思っていたことが”有難い(あることが難しい)”ということに気づくことができるんですね♪
これが”仏教”です(^^♪
冬は必ず春となる。(こちらも日蓮大聖人のお言葉です)
厳しい寒さに耐え花を咲かせる植物のように、出会う苦難を受けとめ、またそこから学び心にきれいな悟りの花を咲かせましょう。
今月18日から24日までは
春のお彼岸期間です。
ご先祖様を近くに感じお墓参りに行きましょう♪
今月のお経セラピー~は
お彼岸期間中の19日です。
ぜひ参加され、ご先祖様に感謝のお経をお唱えしましょう✨
それでは皆様にとって素敵なひと月となりますように♪
南無妙法蓮華経